病気になると人は落ち込むのだと思っていた。病気にもよるだろうけど。
私は関節リウマチと診断された。現実に関節が痛くて、思うようには動かせないし、これまで何ともなくやっていた事が容易ではなくなったりしている。
病気がわかった時、落ち込みはしなかった。それより分析した。
分析して自分なりに納得するという事は、もしかしたら、無意識のうちに小さい時からやっていたのかもしれない。
これまで健康に生きてこられたことに感謝して、今の状況を受け止める。
なんで病気になったのかは、病院ではわからない。医者にもわからない。
でも、私は納得した。
これまでに出されていた小さな小さなシグナルに、きちんと気を留めていなかった。このくらい大丈夫だろう。すぐに治るさ、と考えてやり過ごしていた。
運動不足!
これまでに何度も運動せよ、という心の声が発せられていた。
カンフー習ってた時は充実感があって、すごくいいなと思った。でも、場所が遠すぎた。
気功もよかったと思う。あれは続ければよかったのかも。でも、この町ではないから交通費がかさむと思った。もう学生じゃないし。
散歩をしろという心の声も聴こえた。でもそれも実行しなかった。いつも動いているからいいだろうと思って。
私が病気になったのには色々な要因があると思う。自分ではそれがいくつも挙げられる。
心のストレスと体のストレス。
知らずのうちに溜め込んでいたんだと思う。それが更年期で一気に出たという感じ。
自分との付き合いも改め直す時だと思う。
今一番辛いのがトイレに腰掛ける時と立ち上がる時。
トイレのことは実は前から考えていた。私はそんなに悪いものを食べてないんだから、私の排泄物を下水に流してしまうのは勿体ないなと。
それで、昨夜から始めたことがある。バケツに尿を取ること。集めた尿は水と混ぜて庭の土に還す。容器がプラスティックなのは今は目をつぶる事にした。しっかり閉まる蓋が必要だから。一応食品にも使えるというプラスティックではあるけれど、環境ホルモンの可能性は否定できないが。
これで水も節約できる。
それにトイレに座らなくていい。
こういう事が私は楽しい。