直感 – intuition – 直観

2007年 04月 29日

朝早く、電話が鳴った。

「アキコ、私の町で遺伝子組み換えポテトの試験栽培が始まっちゃうかもしれないのよ。どうしよう。私に何ができる?」

シャースティンだ。とっても心配そうな声。

「朝刊に出ているのよ。なんとかして止めたいけど、私にできるのは町役場に電話することくらい。でも今日は土曜日だし、月曜まで待たなくちゃならない。いてもたってもいられなくて電話したの」

シャースティンと私は9年前に知り合った。彼女は私の髪を切った初めてのスウェーデン人だ。当時、シャースティンはケミカルを使う美容院を経営していた。でも、娘さんがアレルギーになったり、お店の植物たちが病気になったり、彼女自身も具合が悪くなったりして、「これはおかしい」と感じ始めていた。

シャースティンと私はすぐに意気投合した。彼女は私に髪のことをたくさん教えてくれた。代わりに私は、化学調味料や化学甘味料のこと、電子レンジのこと、避妊用ピルのこと、それから遺伝子組み換えのことを話した。あれから私たちはたくさんのことを共有しあってきた。

シャンプーさえも使わない美容室をスウェーデンではじめたのはシャースティンが最初だ。今は複数の美容師さんがスウェーデンのところどころで自然派美容室をやっている。

私はシャースティンに、環境保護団体の遺伝子組み換え問題担当者と有機野菜の生産者、それから有機畜産の経営者3人の電話番号を伝えた。「私も心あたりに話をするからね」と言って電話を切った。

今日は、夫にオーガニック素材の服を新調する予定だったから、私は新聞を買ってマルモ行きの電車に乗った。

新聞記事を読んだ後、一緒にずっと遺伝子組み換え問題に関わってきた友達に電話し、何ができるか相談した。

私は直感を信じて行動する友人たちに恵まれている。

いい予感がする。

by akiko-gf | 2007-04-29 06:04 | GMO