自分で選びたいから – want to know & want to choose –

Framtidens mat (The Future of Food 食の未来) 50分編集版放映の後には、知識チャンネルのレポーターAnna Snäll (アンナ・スネル)さんによる遺伝子組み換えのレポートが放送された。

アンナさんは、食糧庁でGMOの監視員をしているZofia Kurowska (ゾフィア・クロブスカ)さんに遺伝子組み換え食品についての現状を訊ねた。ゾフィアさんは、スウェーデンの自治体や食品会社などから、遺伝子組み換え食品汚染の検査依頼を受ける担当者だ。

EU加盟国のスウェーデンでは、遺伝子組み換え原料を使ったすべての食品に表示が義務付けられている。

日本の法律は、5%まで遺伝子組み換え汚染を許していて、遺伝子組み換え食品を消費者が避けることができないようにしている(本当にとんでもないことです!)けれど、EUでは0.9%の汚染までが義務表示対象から外されている。ただし、日本のように「遺伝子組み換えではありません」と記載することは奨励していない。

遺伝子組み換え食品に関しては、日本政府の表示法は最悪です。

さて、法律に適った遺伝子組み換え食品表示が実施されているか調べるのもゾフィアさんの仕事だ。2006年にはスウェーデンの8自治体と協力して24の食品会社の96の食品を調べた。そのうち7(全体の30%)の食品会社が必要な書類をすべて管理し、法に適った方法で食品を扱っていた。5社は書類管理ではない他の方法で定期的に食品の管理をしていた。11社は特別な管理は行なっていなかった。大きな食品会社は遺伝子組み換え食品について認識があり、定期的に管理を行なっていたが、小さな会社の中には「遺伝子組み換えって何?」という会社もあったそうだ。

検査をした96の食品のうち26に遺伝子組み換え由来のタンパク質が検出された。そのうち23の食品への汚染は0.9%に至っていないものだったが、3食品に0.9%を超える遺伝子組み換え原料が検出された。検査を行なったのは、同じく食糧庁の化学者Martin Sandberg (マーティン・サンドベーリ)さんだ。

ひとつはベジタリアンの人が利用する「ダイズ加工品」で、あとの2つはトウモロコシのスナック菓子だった。

やっぱりね~。私はベジタリアンだけど、菜食者用のダイズ加工品はほとんど利用しない。おいしくないからだ。

表示法を犯していた会社には自治体から表示法とトレーサビリティー法を守るよう勧告が下された。

検出された遺伝子組み換え由来の原料は、3つともEUで使用が認められている遺伝子組み換え原料だった。

でも、安心している暇はない。今、こうして私がブログを書いたりしている間も、遺伝子組み換え生物による汚染は広がっている

まずは、消費者として、遺伝子組み換え食品を避けられるように必要な表示法を求めよう

関西よつ葉連絡会のひこばえ通信最新号を是非ご一読ください。

by akiko-gf | 2007-08-23 17:34 | GMO