Clean air – taste good!

2005年の6月1日からスウェーデン中、飲食店内はすべて喫煙禁止になり、タバコを吸う場合は冬でも外に出なければならなくなった。レストランやカフェだけでなく、パブでもクラブでもどこでも同じこと。2004年5月、国会での投票で、245票VS45票で圧倒的な支持を集めて決まった。

一昨年の秋に東京から友達が遊びに来た時、「踊って帰ってきて、あのいやな臭いが服や髪についてないって素晴らしい!」と、やけに感動していたが、五感を大切にしている私にとってもすごくうれしいことだった。

スウェーデンでは年配の人たちの間で社交ダンスが人気だけれど、そこが禁煙になってから、「女の人のいい匂いを感じられるようになった」と、おじさんたちに評判がいいと聞いて、微笑ましかった。

今では、公共の場もどんどんとスモーク・フリー・ゾーンになっている。駅の構内はもちろんスモーク・フリー。駅のプラットホームもスモーク・フリーにする動きが広がっている。

病院でも医者や看護士に就業中はスモーク・フリーを決めているところもある。外で吸ってきても臭いは残っているから、病院としても環境によくないという理由からだ。

私がスウェーデンの病院に足を踏み入れることは、誰かのお見舞いのためくらいしかないが、休憩室でタバコをスパスパ吸っている看護婦さんたち(女性ばっかり)を初めて見た時のことは今でもよく覚えている。日本のデパートの休憩室の煙のすごさと同じものがあった。

病院は病気になった人を受け入れる場所。そこで働く人たちがタバコ中毒では、どうしようもない。

デパートの店員さんの仕事のひとつにはお客さんを気持ちよくすることがある。その人たちが臭かったら、お客さんの気持ちをよくするどころか、具合を悪くさせてしまう場合だってあるだろう。

「たばこの規制に関する世界保健機関枠組条約」(WHO Framework Convention on Tobacco Control)にスウェーデンが署名したのは2003年の6月、日本は2004年の3月。その後、スウェーデンは2005年の7月に批准、日本は2004年の6月に承認のみしている。

スウェーデンのIKEA本店では、最初は喫煙者を個室に閉じ込めた。そんなに煙の中で食べたいのなら、どうぞ。という計らいだったようだ。

タバコは正真正銘の中毒です。

5月31日は「世界禁煙デー」です。

by akiko-gf | 2007-05-02 04:00 | senses