やさしさ – sensitivity –

2007年 09月 06日

町外れの中古屋さんに、はじめてお手伝いに行ってきた。ここ10年くらい、お散歩をかねて時々掘り出し物探しに利用しているお店。ここの売上はウクライナとポーランドの孤児院に寄付されている。

「孤児院はしっかりした建物だし、洋服やおもちゃは足りているんだけれど、食べものが買えないんだよ。子供たちが食べているのは、少しだけ色のついた水のようなスープだけ。だから、ここの売上げを送って、食べ物を買う足しにしているんだよ」

話をしてくれたマッツさんが、「もし興味があるなら、手伝いに来てみたらいいよ」と言ってくれたので、昨日の夕方、お散歩がてら行ってみた。

「あら、お手伝いに来てくれたの。ありがとう!じゃぁ、掃除機をかけてもらえるかしら」と、マリオンさん。彼女は地元の新聞社に勤めているそうだ。ここの人たちは全員がボランティア。30人くらいの人たちがお手伝いしているんだって。

「今日は持ち込まれたビデオのチェックをしているのよ。暴力的なビデオはすべて処分して、売らないようにしているの」

子どもへの悪影響を考えているんだね。こういうのが、「やさしさ」ってことだと思う。

私は、一階の4つのお部屋の後、二階の3つのお部屋にも掃除機をかけた。

きれいになったでしょう。

お掃除の後は、みんなで手作りケーキをいただきながら、おしゃべりを楽しんだ。集まったのは全部で6人だった。私はもちろん、遺伝子組み換えの話をした。

「アキコ、是非また食や環境の話をしに来てね」と、帰り際、みんなが声をかけてくれた。

「もちろん!よろこんで!」

あぁ、たのしかった!中古屋さん、だーい好き!

私のキッチンでいい味出してくれてる小物たちの半分以上は、中古屋さんご出身です!

by akiko-gf | 2007-09-06 13:50 | child

蜂がいなくなったら

夕べはろうそくでゆっくり温めた蜂蜜で髪のトリートメントをした。

髪をお湯で十分に湿らしたら、温めた蜂蜜を髪全体になじませる。そうしたら熱いお湯で絞ったタオルを頭に巻いて、その上に乾いたタオルをしっかり巻いて、30分から一時間くらいゆっくりする。あとはお湯でさっと流しておしまい。髪の毛がしっとりとするよ~。おススメです。

さて、蜂蜜のトリートメントをしながら私が考えていたのは、蜂たちのこと。

世界のあちこちで蜂がいなくなっているというニュースが流れている。作物や花々への農薬散布や単一農業、巣箱への農薬や抗生物質の使用、携帯電話のアンテナなど、様々な要因が指摘されている中に、遺伝子組み換え作物、特に殺虫性のある作物の作付けなども含まれている。複合汚染によって蜂たちまでもいなくなっている。

ハチたちに危険を知らせる標識:ここから先に行ったら危ないよ!

来週ストックホルムで遺伝子組み換えの問題に関する会議が開かれる。そこにハチの問題も調査した人が来るから、行って聞いてこようと思う。

ちなみにオーガニックのハチたちはいなくなっていないんだって。

「君の足は花粉。手も花粉。体じゅう花粉。君の心は花粉。声も花粉。君はそうやって、とても美しい”道”に従っているんだね。じっとそのままでいてね」-『夜明けの少年』より引用

by akiko-gf | 2007-09-05 13:00 | GMO

地球のこども – Earth child –

母なる地球に生を受けた私たちはみんな地球の子。

そして人間も子どもを産み育ててきた。

でもここのところ、子どもを大切にしていない大人の様子が目につく。

昨日の朝のニュースにこんなのがあった。

「間接喫煙が流産のリスクを高める」

医学誌American Journal of Epidemiologyの最新号によれば、2162人の禁煙女性を調査したうち、子どものときに間接喫煙を体験した人の場合、大人になって流産するリスクが間接喫煙を経験しなかった女の人にくらべて80%も高いという結果が出たそうだ。両親共に喫煙者の子どもたちが大人になって流産する可能性が高いそうだ。

そういえば、お母さんが喫煙者の場合、赤ちゃんの初尿にニコチンが残留しているという記事を以前、医学誌で目にしたことがあった。

そのニュースのあとには、こんなニュースが続いた。

「ロックスターは早死にする」

医学誌Journal of Epidemiol Community Healthの最新号によれば、1050人のミュージシャンの寿命について調べたところ、アメリカ人は42歳にならないうちに、ヨーロッパ人は35歳まで生きないうちに亡くなっているという。死因は、ドラッグ中毒、アルコール中毒、それから自殺などだそうだ。

自殺というのは、人間が頭を使って文字にした法律では罰せられないけれど、自分の命を自分で絶つという行為は、最高に重い罪を犯したことになると私は思っている。

私の考えとしては、ドラッグ、タバコ、アルコールなどに頼ってしまう人は、自分とちゃんとつながっていない人なのだと思う。自殺をする人は自分とかなり遠ざかってしまっている。

自分とちゃんとつながるって言うことは、母なる大地ともつながっているって言うこと。これは、小さいときに親や私たち大人がちゃんと教えてあげなければならない。

三つ子の魂100までもは本当です。とにかく3歳までは一緒にいて、本気でちゃんと見守って育ててください。

お母さん、お父さん、おばあちゃん、おじいちゃんたちに、アキコからお願いです!

子どもの前で大人同士がけんかとか口論するのも避けてくださいね。

子どもの心を傷つけないでね。

母なる大地とつながっている人間でいましょう!

私たちみんな、地球の子。

by akiko-gf | 2007-09-05 10:35 | child

土の世界 – stories from the earth –

満月のあと、すっかり涼しくなりました。今日の気温は15度です。

秋は私の好きな季節のひとつ。

これからは根菜たちのお話がきけるのです。土の世界のお話です。

写真は、5種類のスウェーデン根菜とキノアスープ、ラベンダーのお花添え。夏野菜とお豆腐のはさみ焼き。デザートは、スウェーデンのオーガニックヨーグルト&ドミニカ共和国からはるばるやってきたフェアトレードのオーガニックバナナのシェイクです。

最近は、市販のドライハーブのスパイスは止めました。スウェーデンの一般的なハーブスパイスは食品照射の処理がされていることを知って以来、オーガニックのものを使っていたんだけど、やっぱりフレッシュハーブの方が私には合うみたい。

だから、スパイス棚にはドライローズやワイルドライス、月桂樹の葉っぱ、オレンジの皮、シナモンスティックなどなどを置いてみました。エバおばあさんのキッチンもどんどんアキコ風に変わっています。

みなさんも根菜たちの土の世界のお話に耳を澄ませてみてくださいな。わくわくする発見がありますよ~。

by akiko-gf | 2007-09-02 17:28 | moon

優先順位 – priority –

私がコットン素材を選ぶときの順位:

1)オーガニックでフェアトレードのもの

2)オーガニックのもの

3)遺伝子組み換えコットンを栽培していない国のもの

しかし、現実にはそうそう簡単ではない。

遺伝子組み換えコットンは以下の国々で栽培されている。

アメリカ
アルゼンチン
ブラジル
インド
中国
南アフリカ
オーストラリア
メキシコ
コロンビア

特に中国とインドではかなりの量が栽培されている。

洋服を見に行くと、ほとんどが中国製かインド製だ。

でも、ここになってスウェーデンでは洋服に関する消費者の関心が少しずつ変わってきているようだ。

日本にもこの秋から進出するというスウェーデンの「H&M」。私はへネスと呼んでいる。へネスは今秋からオーガニックコットンのラインを復活させた。私がスウェーデンに越して来た当時はNature Callingというラインがあったのだけれど、スウェーデンのKRAVという有機認証団体で、遺伝子組み換えコットンへの監視が始まった頃からなくなってしまった。

でも今回のオーガニックコットンラインには、自信を持っているらしい。H&Mマガジンでも取り上げているし、

へネスのお店でも聞いてみたけど、出だしはかなり順調だという。

ちなみに、へネスのオーガニックコットンラインの洋服たちはトルコ製だ。

遺伝子組み換えコットンの種は使っていません、とちゃんと書いてある。

日本のお店でもオーガニックコットンのお洋服たちが活躍してくれることを祈っています!

あ、そうそう、へネスのオーガニックコットンのシャツたちは、オーガニックじゃないシャツたちと同じ値段でしたよ~。

by akiko-gf | 2007-09-02 16:09 | GMO

自然素材 – harmony with nature –

イギリスの友人ジョナサンは、世界中から遺伝子組み換え問題に関する記事を収集して、GM Watchを通して世界中に情報発信をしている。8月3日にはインドの遺伝子組み換えコットンに関する記事が送られてきた。

「遺伝子組み換えコットンを栽培したことで、インドのマハラシュトラ州ヴィダルバだけでも、去年は540人の農民が亡くなった」

インドの活動家ヴァンダナ・シヴァさんによれば「この10年で150,000人のコットン農家の人が命を絶った」という。

インドのコットンを使っている私としては、関係ないなどと言ってはいられない。私の服やシーツやタオルなどはほとんどがコットンかヘンプやリネンだ。特にインド綿は気に入っていたので、1998年に遺伝子組み換えコットンの野外試験がインドで始まってしまった時は、大ショックだった。あれからインドでは遺伝子組み換えコットン栽培が増えてしまった。

私は洋服が好きで、生まれて初めての仕事は洋服の販売を選んだ。あのころは、洋服を売ることが天職かと思っていた。毎日、仕事に行くのが楽しかった。

今、洋服の販売をするとしたら、私は絶対に「フェアトレードのオーガニック・コットン」の洋服を売るだろう。

遺伝子組み換えコットンには虫を殺す毒素があります。そのうえ、農薬(殺虫剤も除草剤も)もたっぷりと使われています。

遺伝子組み換えコットンは、インドだけでなく、中国、アメリカ、オーストラリアなどでも栽培されています。

遺伝子組み換えコットンを栽培することによって、インドでは毎日、人が亡くなっています。

食べるものからも身につけるものからも私たちはエネルギーをいただいている。そのエネルギーの集合体が自分だ。自分から出ているエネルギーがどんどんきれいになるように、自然界と調和するように、これからも努力を続けたいと思う。

9月7日に東京でオーガニック・コットン・シンポジウムがあるそうですよ。是非、行ってみてください。インドのコットン栽培の現状について直接お話を聞いてきてください。

私は最近マルモで行なわれたPURE FASHION PERFORMANCE に行って来た。オーガニック&フェアトレードコットンの洋服もどんどん元気になっていく予感。

by akiko-gf | 2007-09-01 10:18 | GMO

昔には戻れないとはいうものの – pearls of wisdom –

2007年 08月 31日

カフェスロー地大豆カフェで、片品生活塾のキリヤマミッちゃんとご縁をいただいて、7月にカタカタハウスにお邪魔した。

今夜は、ミッちゃんの炭焼き師匠作の尾瀬木酢液お風呂で心も体もあったまった。

エリックおじいさんは背が高かったから、うちのバスタブは縦の長さが150センチもある。でも、お湯沸かしタンクが小さいから、日本のお風呂のように肩まで浸かることはできない。お湯が終わっちゃうからだ。だから、うちのお風呂に薬草や、青梅のおさむくんの竹炭や竹酢液は欠かせなかった。今は竹酢液がなくなっちゃったから、しばらく木酢液を楽しもうっと。

日本では毎日お風呂に入る習慣があるけれど、スウェーデンの人たちはほとんどシャワーで済ましているようだ。バスタブのない家もよく見かける。

私がスウェーデンの家でお風呂に浸かるのは多くて週に一回くらい。沸かせないお風呂だからお湯がもったいないし、体もほとんど汚れないから。

実は今日まで湯沸しを止めていた。15年くらい前からお皿洗いに愛用している「びわこふきん」なら水洗いでもきれいになる。

昔には戻れないとは言うけれど、私の暮らしぶりはおばあちゃんの時代くらいには近づいているかも。

おばあちゃんの知恵袋じゃないけれど、こういう暮らしをしているとアキコの知恵袋ができるかもしれないなぁ。

by akiko-gf | 2007-08-31 07:13 | dwelling

虹の戦士 – Warriors of the Rainbow –

2007年 08月 30日

地球が病んで
動物たちが
姿を
消しはじめるとき
まさにそのとき
みんなを救うために
虹の戦士たちが
あらわれる

『虹の戦士』の本を初めて手にしたのは、ニセコの麻ちゃんのおうちにお邪魔した時。

最近、デンマークの友達がパパになった。虹の戦士が生まれたのかな?

虹の戦士にはやっぱりフェアトレードのオーガニックコットンがぴったりでしょ~。

また虹が現れた。

見える?見えなかったら想像してね~!

by akiko-gf | 2007-08-30 21:38 | dwelling

グリーンピース – Greenpeace

グリーンピースは国際環境保護団体です。本部はオランダのアムステルダムにあります。

草を枯らす農薬がたっぷりと使われている遺伝子組み換えダイズが、1996年の秋にスウェーデンに入って来るという新聞記事が報道されて、遺伝子組み換えダイズを載せた船が港に入ってくるのをスウェーデンのグリーンピースの人たちが阻止しているのをテレビで見た時、私は夫と一緒にグリーンピースのボランティアになった。

私たち夫婦はグリーンピースに接触する前から、遺伝子組み換えの問題に立ち上がっていて、ストックホルムにあるアメリカ大使館に一市民として抗議に行ったりしたけれど、グリーンピースのアクティビストたちの姿勢から活動するものとしての心得など、色々と学んだ。

ご縁があって、遺伝子組み換え問題キャンペーンのお手伝いをするようになったのは2000年から。最初は本部から依頼されて、遺伝子組み換えイネ問題のリサーチをした。以来、グリーンピースを通してたくさんの経験をした。

デンマークのブタたちは、アルゼンチンから輸入される遺伝子組み換えダイズをエサとして食べさせられている。そして、そのブタの肉は日本に輸出されている。デンマークでは、遺伝子組み換えのエサが一番の問題だった。それで、遺伝子組み換えエサを食べさせられていない動物の肉製品リストを作った。

2004年にはデンマークの事務所で、日本の市場に関するレポートRISKYを作った。

2005年には日本で起こっている遺伝子組み換えナタネのこぼれ落ち問題についてのレポートを作成し、カナダに遺伝子組み換えナタネを返しに行った。

2005年の暮れから2006年の春にかけては、スウェーデンで遺伝子組み換えのエサを阻止するべく活動した。

そして2006年の初夏から、東京の事務所にひとつ机を借りて『トゥルーフード・ガイド ~食べていませんか?遺伝子組み換え食品』の作成にかかわった。

「グリーンピースは、環境保護を願う市民の立場で活動するため、企業や政府からの資金援助を受けず、世界で290万人、日本では6,000人の個人の皆様(サポーター)のご支援によって活動しています」

ということで、私が今ここでこうして暮らしていられるのは、母なる地球のことを考えるグリーンピースのサポーターさんたちのおかげとも言えるのです。

おかげさまで、昨日はルンドにあるいくつかのフェアトレードショップでお買い物ができました。

オーガニックのものとフェアトレードのもの。

ありがとう!

PS:サイバーアクションは明日が〆切です。ご協力をお願いします!

by akiko-gf | 2007-08-30 19:08 | GMO

美とは気持ちいいこと – skönhet –

スウェーデンでは「美」を、Skönhet という。英語ではBeauty にあたる。

Skön とは、気持ちいいという意味。

ということで、アキコとしては、「美」とは気持ちいいことだと解釈している。

美しい人とは、気持ちいい人のことを意味する。

私は気持ちいい人です。

ハハハ。

by akiko-gf | 2007-08-30 18:13 | way of life