おじいちゃんから教わった – Wisdom of GrandFather –

地球明子の地球感じて地球暮らし ✴ 欲をかかず、荒波をたてず、毎日に感謝して、愉しんで生きよう!

2007年 10月 29日

私の人生の師はおじいちゃん。

人生に必要なことはすべてと言っていいほどおじいちゃんにたたきこまれて私は育った。

おかげで、私はとても安定感のある人間になった。

「答えはすべて自分の中にある」っていうことをしっかり教えてもらったから、そんなに悩み苦しむことをしなくてすんでいる。

「前世観たけば、今世の己の姿を観よ」と、おじいちゃんは教えてくれた。

私は今世の自分の人生や生き方を常に観察している。

“So far so good”. 今のところ順調ですよ、おじいちゃん!

by akiko-gf | 2007-10-29 11:50 | way of life

食べもの選び – choosing food –

地球明子の地球感じて地球暮らし ✴ 欲をかかず、荒波をたてず、毎日に感謝して、愉しんで生きよう!

2007年 10月 28日

今日から冬時間。日本との時差は8時間になりました。早起きしたら思っていたより一時間も早くてびっくりしました。ちょっと得した気分。

さて、今朝は、“Official: organic really is better”(有機の食品が本当に優れていることが公式機関によって証明された)と題された記事が、イギリスのThe Sunday Timesに掲載されました。

記事によれば、欧州連合の資金援助を受け、4年間かけて行なった試験で、有機栽培の果物や野菜には、農薬や化学肥料を使用して栽培したものと比べて40%以上も多く酸化防止効果のある成分が含まれているという結果が出たそうです。有機牧場で放し飼いで飼育された牛の牛乳には、90%以上も酸化防止効果が認められたとのこと。酸化防止効果によって、癌や心臓病の発生を防ぐといわれているのだそうです。

私は「科学的証拠」には頼らずに、自分の感覚を一番大切にして生きていますが、こういうニュースを目にしたり、実際に科学者だとか専門家、役人だとかいう肩書きを持った人に直接会って話を聞いたりすることも、時にはいいことだと思います。

大切なのは、肩書きとかにまどわされないで、まず自分の心の声をしっかりキャッチすることを忘れないこと。それから、専門家とか学者とかいう肩書きの人に会ったら、その人の目を見て、心と交信すること、なども私は心がけています。

ところで、食べもの選びですが、私は25歳あたりから肉や魚を食べなくなりました。動物を食べなくなったら、すこぶる調子がいいので、やみつきになりました。

有機栽培というものを知ったのもその頃でした。

化粧品会社のあと、私はモデルエージェンシーでマネージャーの仕事をしていたのですが、事務所の近くに自然食品屋さんがあったので、よくそこで買い物をしました。

当時の日本は、まだ外国人モデルの全盛期で、私が勤めていたエージェンシーも海外からのモデル中心だったのですが、彼らもよく「オーガニック・フード」を買っていました。それから、「MSG(味の素)」を避けるようにしていました。

化粧品会社もモデルエージェンシーもいろんな意味で、ケミカル漬けの業界でしたけど、たくさんのことを学べたと思います。

私がなんで有機栽培とか無農薬の食べものを選ぶのかの理由ですが、その理由の中には、「農薬を使う農家の人を病気にしたくないから」というのがあります。自分の健康を考えることはもちろんですが、私が農薬漬けの食べものを買うことで、誰かが病気になることに間接的に加担しているんだって想像したら、それは大変なことだって気づいたからです。

自分の体に入った残留農薬を処理するのに使うエネルギーを考えたら、体の負担を軽くするためにも、余計なものがついていない野菜を選んだほうがいいことは、科学的に証明してもらわなくてもわかることです。

ということで、今の私の食べもの選びは、可能な限り近場で栽培された農薬や化学肥料に頼らない野菜を選ぶことにあります。

日本のみなさま、11月11日の「土と平和の祭典」、それから、11月24日の「国際有機農業映画祭」、お忘れなく!私の分までしっかり楽しんできてください。

by akiko-gf | 2007-10-28 17:47 | eating

成長する喜び – joy of growing –

地球明子の地球感じて地球暮らし ✴ 欲をかかず、荒波をたてず、毎日に感謝して、愉しんで生きよう!

2007年 10月 28日

日曜の朝は、Nyhetsmorgon(朝のニュース)を見る。この番組の担当ティルデさんの言葉遣いや言葉選びは私にとって勉強になるから。


今朝は、消費者団体の雑誌Råd & Rön(助言と成果)が行なった家庭用毛染め製品の毒性検査についてが取り上げられた。

6つの毛染め製品と2つのトーナー、それから自然な毛染めとされているヘナを、18歳から75歳の毛染めなどをしていなくて髪が痛んでいない5人の女性に試した。全部あわせると45種類の化学薬品が使われている。その薬品の中にはすでにアレルギー誘発性があるといわれているものや、発がん物質の疑いがあるとされているものも含まれている。このテストでは、化学薬品が一番少ないのはヘナという結果が出たようだけれど、市販のヘナは基本的にはかなり混ざり物が多いから要注意。

私はもう髪に色はつけない。数年前は、有機栽培のイタリア産赤ワインと木の実とかで染めたこともあったけれど、もうそういうのも一切やめた。自然が一番なのに気づいたから。

こういうことを「成長する」というのだ。

24歳の時、アキコは、こ~んなに髪をいじめてしまったのです。

若気の至りとはこういうこと。


化粧品会社の本社で仕事をしていたから、化粧品の試供品やサンプルはもらい放題で、アパートの部屋には色とりどりの口紅やらアイシャドーやらが並んでました。でもね、お化粧は好きじゃなかったの。臭いから。

夫に会ったのは、私の髪がまだ不健康だったころ。

「化粧なんてしなくていいんじゃないの?」と、私を無知の国から解放してくれたのは、実は夫です。


お洋服は明るい色が好き。黒い服はもう10年以上着てません。

今は、自然な黒髪をとっても大切にしております。それからすっぴんも!

アキコ、どんどん成長してま~す!

by akiko-gf | 2007-10-28 16:13 | hair

月に誘われて – moon meeting –

地球明子の地球感じて地球暮らし ✴ 欲をかかず、荒波をたてず、毎日に感謝して、愉しんで生きよう!

2007年 10月 26日

パワフルなGrandMotherMoon。

夕べは「トラーナン」で地元の農家さんたちとSlowFoodのミーティングをした。

みんなを呼び集めたのは、パウルとアクセル。

近くの森で採れたTrattkantarell(ミキイロウスタケ)のスープをいただきながら、地元の食べものをもっとたくさんの人に知ってもらおうと、私たちの話は盛り上がった。

農薬を使っていない有機農家さんたちの話はとっても興味深かった。最近になって慣行農業(農薬や化学肥料を使う農業)から有機農業に転向したという人がほとんど。化学農薬などに頼らなくなってから、農業の楽しみが実感できるようになったと話してくれた。パウルも最初は農薬を使っている食材で料理をしていたけれど、アクセルに出会って、農薬漬けの食材や化学調味料や添加物を避けるようになったそうだ。アクセルは若いころにオーストラリアでダイナミック農法を学んだことがある。

そして私たちは西部スコーネ県SlowFoodの会を結成した。

にんじんケーキでお祝い!いつ食べてもおいしい手作りにんじんケーキ。

やっぱりおいしい食べものは、人を集める。人をしあわせにする。

ちなみにスウェーデン語で、食べものは、livsmedelと表現される。livsは「生命の」という意味で、medelには「手段」や「薬」、そして「資力」という意味がある。

「トラーナン」では、11月12日からの一週間を「SlowFoodWeek」として、地元産の食材で作った料理を提供する。予約はもういっぱいで、150人が地元のおいしいものを堪能する予定になっている。私もお手伝いに行きま~す!

スウェーデンにおいでの際には、「レストラン・トラーナン」へぜひどうぞ!

by akiko-gf | 2007-10-26 10:40 | moon

色んな生き方 – colorful ways of living –

2007年 10月 24日

この地球で早や40年余りを過ごしました。そしてたくさんの出会いをいただきました。

インターネットが私の暮らしの一部になったのは、1997年でした。スウェーデンのこの小さな町の小さな図書館の一室に一台だけコンピューターが置かれるようになった時、私と夫は毎日のようにそこに通い、遺伝子組み換えの生物を開発している会社について、たくさんの調べ事をしました。

そこで私たち夫婦はとんでもないことをたくさん知ることになりました。そして自分たちの知らない間に、この地球の破壊がとんでもない速度で進んでいることを思い知らされました。

町の図書館でインターネットが使えるようになる前の情報収集は電話やファクス、そして手紙でした。海外からもたくさんのファクスが届きました。そこにも信じがたい情報がたくさん詰まっていましたが、インターネットで収集できる情報量と速度にはかないませんでした。

そんなこんなで私がインターネットを使うようになって10年の時が経過しました。最初は遺伝子組み換え関連のことにのみ利用していましたが、最近はちょっと余裕が出てきて、お友達のブログなどにお邪魔するようになりました。

私のブログからすべてリンクできないので、このページに私がお邪魔するお友達のブログサイトへのリンクをアップしてみました。

色んな生き方が垣間見られるブログ。お互いに刺激しあっていきましょう!

by akiko-gf | 2007-10-24 18:22 | GMO

ますますつながってきた – deep meaning of … –

2007年 10月 22日

どんどんわかってくる。人生の意味が。これが「生きる」っていうことなんだ。これが「成長する」っていうことなんだ。

人とのつながりの中でクリアになってくる、自分の役割。ますます、人生が味わい深くなってきた今日この頃。

先週の水曜の夜中、木曜日がはじまった瞬間、何かに強く急き立てられ、二時間ほどかけてレポートを書いた。日本で、遺伝子組み換え食品に反対する声がどんどん盛り上がっていることを世界に知らせるために。

カレンダーを見たら、「自己存在の月」が始まっていた。

木曜の朝、突然パウルに招待されて、シャースティンと「トラーナン」でランチをいただいた。パウルは、調理師学校の先生。学校がレストランになっていて、生徒はランチのお手伝いもする。

トラーナンでは46週目を「スローフード週間」として、地元の食材で作ったお料理をランチに提供することになっている。地元でとれた野菜を販売したり、生産者さんたちによるお話も予定されている。私は木曜のディナーに行く予定。トラーナンは基本的に、農薬などを使わない自然な食材を使っている。もちろん得体の知れない化学調味料や人口甘味料などは一切使いません。

地元のりんごを使って生徒たちが焼いたアップルパイをデザートにいただいた。

おいしくて思わず2切れも食べてしまった。

帰りには、パウルのお手製パンと手作りのハーブソルトをお土産にいただいた。

実は、私たち3人は、遺伝子組み換えジャガイモの試験栽培に反対する市民なのです。今年の春には試験栽培が実施されてしまったけれど、これからは阻止するわよ~!

夜は女の会。また深まったわ~!夜は星がきれいでした。

金曜には私のレポートが世界中に発信された。

土曜日の朝は翻訳をして、世界中に流して、その後、電車でマルモに向かった。

秋の収穫持ち寄りパーティー!

おいしい物好きなニンナはパーティーもお得意です。日本のものが食べたいとのリクエストにこたえて、私は昆布&しいたけの煮物と、ひじきとカシューナッツの炒め物を作りました。みんなが持ち寄ったスウェーデンのキノコたちのパイとも相性がよかったようです。

ニンナが言った。「アキコが古代の女の人に見えたよ」って。

お皿洗いも楽しくネ。

ルンドにお話を聞きに来てくれて知り合ったヨセフィンともパーティーで再開!

盛りだくさんの日々を過ごしながら、アキコはちゃんと悟っていますよ、おじいちゃん!

by akiko-gf | 2007-10-22 17:21 | GMO

大地に立って心の声を聴いて – jordnära –

2007年 10月 17日

「母なる大地に両足をつけて、心の声を聞きのがさずに生きたら、ゆっくり歩いても確実に目的に到達することができる」 – Akiko

アーレ・ステーナで出合ったハートの形をした石。

It’s Love, it’s Love, it’s all Love! Don’t look for nothing else, because it’s all… Love!
Chief Sonne Reyna (Yaqui-Carrizo Elder)

by akiko-gf | 2007-10-17 13:05 | way of life

思い出す時 – time to remember –

地球明子の地球感じて地球暮らし ✴ 欲をかかず、荒波をたてず、毎日に感謝して、愉しんで生きよう!

2007年 10月 13日

THE CORN MAIDEN – Iroquois Indian legend

とうもろこし娘 – 先住民イロクォイに伝わるお話

Long ago when the world was young, the people were often hungry.
They survived as best they could by hunting animals and gathering wild fruits.
There were no farmers and no-one knew how to grow corn. Without corn there
was no flour, and without flour there was no bread to eat.
ずうっと昔、まだ世界が若かったころ、人間はいつもおなかをすかせていた。生きるために、男の人は狩りをし、女の人と子どもは野生の果実を集めた。だれもとうもろこしの育て方なんて知らなかった。とうもろこしがなかったら、粉がひけない。だから、パンを作ることもできなかった。

At that time there lived an old, old woman who understood many things.
あのころ、そこにはたくさんのことがわかる、ひとりの年取ったおばあさんがいた。

One day she called together all her family, all her neighbours and told them:
ある日のこと、おばあさんは家族みんなと近所の人を呼び集めて、こう言った。

‘Something wonderful is coming! For ten nights I have heard it singing from the
river. Now it is time for you to listen with me, for we must find out who or what it is.’
「なにかとても素晴らしいことが起ころうとしている。この十日の間、夜になると川から歌声が聞こえてくるんだ。今夜はみんなも一緒に聞いておくれ。だれがうたっているのか、それともなにがうたっているのか、知る時が来たようだ」

So when darkness fell, the whole village went down to the river bank. Soon they
heard a voice as sweet as a summer wind quivering over the water:
真っ暗になってから、村じゅうのみんなは川岸に集まった。するとすぐ、川の水を揺らす夏のそよ風のような、心地よい歌声が聞こえてきた。

          ’Fair and fine, Fine and fair
          Are the fields
          Where I grow and ripen.’
          平等で上等な、上等で平等な
          そんな大地に、
          私は育ち、私は熟す

The villagers peered and strained to see who it was that sang so hauntingly. But
they could see nothing, no-one.
村人たちは、だれがこんな心に残る歌をうたっているのだろうかと、必死に目をこらした。
でも、だれもいない。なにも見えない。

Yet trusting in the Great Spirit, they sang back their own chant of peace and
welcome.
そこでみんなは「平和と歓迎の歌」をうたって、『偉大なる精霊』への信頼をあらわした。

The strange singing swelled to fill the darkness, until it seemed that a great army of mysteries was washing towards them through the night. Then the youngest
children began to whimper with fear.
不思議な歌声は、ますます高らかに暗やみをいっぱいに満たし、村人たちは大きな神秘の群れに包みこまれた。小さな子どもたちはおびえて、シクシク泣き出した。

‘Don’t worry,’ the old, old woman told them. ‘You can go home now. Take your
mothers and fathers with you. Leave me here. I am not afraid. I shall meet the
singer and find out what I must do.’
「だいじょうぶさ」と、おばあさんは子どもたちに言った。「もう帰りなさい。母さんたちと父さんたちと一緒に。わたしはここに残るよ。こわくなんてないさ。どうしても歌声の主に会って、なにをするべきなのかを、教えてもらわなければならないからね」

So the villagers went away and the old, old woman waited, bent and wrinkled,
alone.
村人たちは去り、腰の曲がった、しわだらけの年取ったおばあさんだけが、ひとりぽつんとそこに残った。

Many moments of stillness passed;
しんとした長い静かな時が過ぎた。

then suddenly the singer called out, ‘Grandmother! Bring me ashore!’
突然、「おばあさん、わたしを岸に連れていって」と、歌声の主が呼びかけた。

‘I am coming my child,’ replied the old, old woman.
「いま行くよ。おじょうちゃん」と、年取ったおばあさんは答えた。

She climbed into her canoe and paddled it out to the centre of the river.
おばあさんはカヌーによじのぼると、川の真ん中むけてこぎだした。

There she saw an enormous beaver. his back was arched out of the water, and
on it sat a graceful girl.
おばあさんはそこで、ものすごく大きなビーバーを見つけた。水面に張りだしたビーバーの丸い背中の上には、魅力的な娘がすわっていた。

The girl jumped into the canoe, and the old, old woman rowed her ashore.
娘がカヌーに飛び乗ると、おばあさんはまたカヌーをこいで岸に戻った。

‘Thank you Grandmother,’said she, ‘Now you must leave me here and go home
yourself. But be sure to come and look for me in the morning.’
「ありがとう。おばあさん」と、娘は言って、「ここにわたしを置いて小屋に帰ってください。でも、朝になったらまたここに来て、わたしを探すのを忘れないで」とたのんだ。

The old, old woman did as she was bidden.
おばあさんは娘の言うとおりにした。

The next day, as soon as dawn had washed the sky, she hurried back to the river bank.
次の日、夜明けが空を明るくすると、すぐにおばあさんはいそいで川岸に行った。

There was no-one there; but a single stalk of corn, thick with golden seed, was
growing on the spot where the mysterious singer had landed.
そこにはだれもいなかった。ただ、あの不思議な娘がいたはずの、ちょうどその土の上には、金色の穂をつけた一本のとうもろこしの茎が、すくすくと育っていた。

The old, old woman smiled and nodded to herself.
年取ったおばあさんは、ほほえみ、うなづいた。

She plucked the corn and carried it carefully home to her wigwam. There she
hung it on a pole by her fireplace and waited to see what would happen next.
おばあさんは、そのとうもろこしの茎をていねいに引き抜いて、自分の小屋へ大切に持ち帰った。そして、それを火のとなりの柱につるして、次にどんなことが起こるのかを待った。

That night she had a dream. In it, the corn changed back into the shape of the girl she had rescued.
その夜、おばあさんは夢をみた。夢の中で、とうもろこしの茎は、あの不思議な娘にもどって

‘Grandmother,’ she said, ‘it is too hot for me by your fire. Take me outside, I beg
you! Then plant my seeds in the ground.’
「おばあさん」と、呼びかけ、「火のそばでは熱すぎます。お願い、わたしを外に出して。私の種を大地にまいてください」と言った。

When she woke, the old, old woman remembered her dream at once. Carefully,
she unhooked the corn stalk and shook out the grains into a bowl.
年取ったおばあさんは目をさますと、夢をすぐに思い出した。そして、じゅうぶんに気をつけて、とうもろこしを柱から下ろすと、うつわのなかに、種を一粒も残さずふるい落とした。

Then she carried them outside, laid them in the ground and covered them with a soft sprinkling of soil.
外に出て、種を大地に置くと、その上に柔らかな土を少しかぶせた。

The sun shone and the rain fell.
日が射し、雨が降った。

Soon green shoots pushed through the blanket of earth.
しばらくすると、緑色の芽が大地の毛布をつきやぶって顔を出した。

Then the old, old woman had another dream about the girl.
おばあさんはまたあの娘の夢をみた。

‘Grandmother,’ said she, ‘know this: I am Corn. I have come to feed you. Nurse
me carefully, protect me from the weeds. When I am ripe, grind me into flour.
「おばあさん」と、娘は呼びかけ、「このことを知っておいてください。わたしはとうもろこしです。わたしは、あなたたちに食べものを与えるために来ました。わたしを大切に育ててください。ほかの草から、わたしを守ってください。わたしが熟したら、わたしをひいて粉にしてください。

When that is done, bake me into bread. Eat me. Share me generously with your
people. I will make you all strong!’
粉ができたら、わたしを焼いてパンにしてください。わたしを食べてください。わたしをみんなにも分けてあげてください。わたしはあなたたちみんなを強くしてあげます」と言った。

Once again, the old, old woman did as she was bidden. She looked after the
corn.
こんどもまた、おばあさんは娘の言うとおりにした。とうもろこしを大切に育てた。

Moons waxed and waned, summer blossomed and faded. The corn grew strong. Its seed ripened. It was the time of leaf-fall.
月がなんども満ち欠けして、夏の花が咲き、しおれた。とうもろこしは強く育った。種が熟した頃には、もう葉の落ちる秋がやって来ていた。

The old, old woman harvested the corn. She divided it up and gave a handful of
seeds to every family in the village.
年取ったおばあさんは、ていねいにとうもろこしの収穫をして、両手にいっぱいずつの種を、村じゅうのみんなの家族に配った。

Then she shared with them the wisdom that the Corn Maiden had taught her.
それから、とうもろこし娘から告げられた教えも、みんなに聞かせた。

That night, everyone was happy. Now they had delicious bread to eat. Never again would they be hungry!
その夜、みんなはしあわせだった。これでおいしいパンが食べられる。もう、おなかを空かせる心配をしなくてもいいんだ。

They went down to the river bank and chanted their thanks to the Corn Maiden.
村人たちは川岸へ行って、とうもろこし娘への「感謝の歌」をうたった。

For the last time they heard her singing across the water, but now her words were tinged with a strange sadness:
最後に、村人たちはもう一度だけ川を渡る歌声を聞いた。でも、今度の歌はみょうにさびしそうな、かすかな歌声だった。

          ’Take care, take care
          Of the good Earth that feeds me!
          I am the fruit of the Earth –
          Oh I suffer!
          Do not waste me,
          do not poison me…..’
          気をつけて、気をつけて
          わたしの育つ、豊かな大地を大切にして
          わたしは地球の果実
          あぁ、わたしは苦しむ
          わたしを無駄にしないで
          わたしに毒をもらないで・・・・・

‘Whatever can it mean?’ asked the villagers.
「あれはどういう意味だろう」と、村人はおばあさんに聞いた。

Tears ran down the old, old, woman’s cheeks, for she could see far into the
future.
おばあさんは遠い未来をみつめ、涙がおばあさんのほほを濡らした。

‘Corn is sacred, everything that grows is sacred,’ she said. ‘But I warn you,
there will come a time when the sons of your sons will forget this. Then hunger
and sorrow will return to the world.’
「みんなに告げておかなければならないことがある。いつの日か、みんなの子どもたちの子どもたちがこのことを忘れてしまう時がやってくる。そして、その時、飢えと悲しみが、また世界に戻ってくるだろう」

She shook her head. ‘It will not end until – unless – their grandchildren learn once more this lesson – the only lesson that is worth remembering: how to love and
respect the Earth.’
こう言ってから、おばあさんは首を横にふった。「それは、終わりと言うことではないんだ。わたしたちの子孫が、このことをもういちど学ぶ時がやってくる。その時が来るまで、わたしたちみんなが覚えておかなければならないことがある。それは、この地球を愛し、尊敬することを忘れてはいけないってことだよ」

—Iroquois Indian legend
先住民イロクォイに伝わるお話より

Picture by Greenpeace

『夜明けの少年』の翻訳をしていた時に、町の図書館で出合った絵本“The Tree in the
Moon and Other Legends of Plants and Trees”
にあったお話です。1994年に日本語に訳しました。

わたしたちを育ててくれたとうもろこしが危険にさらされています。
Corn is in danger!

遺伝子を組み換えられたトウモロコシが、とうもろこしやわたしたちを生かし続けてくれる大地や種を汚染しています。
Genetically manipulated corn is polluting/contaminating the soil and corn seeds, and all living things here on the Earth.

「とうもろこし娘」と、おばあさんの言葉を思い出す時は今です。
Now is the time to remember the Corn Maiden and our great great grandmother’s wisdom, “to love and respect the Earth”.

by akiko-gf | 2007-10-13 11:13 | GMO

ちょっと北の方へ – going north –

地球明子の地球感じて地球暮らし ✴ 欲をかかず、荒波をたてず、毎日に感謝して、愉しんで生きよう!

2007年 10月 08日

水曜のルンドには18人も集まってくれて、いっぱいお話をした。

ニンナは、「飾らない率直なお話だったわ。ありがとう」と満足そうだった。ずっとニコニコしながら頷いて話を聞いてくれた22歳のヨセフィンとは、すぐに意気投合した。

木曜の夜には、女のお話会をした。今回は、「自分のことを人に話す練習」として、パートナーとの出会い、パートナーから教わったこと、そして、初産時の思い出を順番に話した。話しながら泣き出した人もいて、女の会の目的である、「自分と正直に向かい合うこと、そして、表現すること」に近づいているのを感じた。

金曜には、自然派美容師コースのお手伝いとして、クリスティーンからヘアマッサージを受け、ガスールで髪を洗ってもらった。やっぱり人に洗ってもらうと気持ちいいね~。

土曜には、カロリーンによる柔軟体操のコースに参加した。CATSと名付けられた簡単な体操。自分の体がかたくなっているのを実感した。

そして今日は一日中こもって翻訳をした。

明日の朝早く、私は北の方に出かける。シャースティンに付き添って。もしかしたら、ウルリカに会えるかも。楽しみ!

渡り鳥は南へ。アキコは北へ。

by akiko-gf | 2007-10-08 23:50 | hair